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京都新聞杯 2013 展望 |
『キズナの京都適性に疑問!? リグヴェーダの逆転の可能性は?』
今年の京都新聞杯はキズナの抜けた一番人気が予想されます。
大一番に向けた通過点という見解が多いようですが、すんなり勝ってダービーに駒を進められるでしょうか?
キズナ (ディープインパクト×Storm Cat)
ディープインパクト産駒は昨年1~3着を独占し、このコースの成績も勝率(18.2%)・連対率(31.8%)・複勝率(38.6%)と非常に優秀です。
半姉にファレノプシス、近親にナリタブライアン・ビワハヤヒデがいる牝系です。
父と母それぞれを単体で見ると逆らいにくい印象ですが、自分は今回配合的に不安があると見ています。
それは当馬のサンデー系×ストームバード系の京都芝重賞の成績が振るわない点にあります。
サンデー系×ストームバード系の芝重賞勝利と京都重賞成績
・ウインバリアシオン/青葉賞(東京)
→きさらぎ賞(4着) 菊花賞(2着) 京都記念(6着) 天皇賞春(3着)
・アユサン/桜花賞(阪神)
→出走なし
・ファイアーフロート/京成杯オータムH(中山)
→出走なし
・ショウナンマイティ/大阪杯(阪神)
→菊花賞(8着) 京都記念(3着)
・ブライティアパルス/マーメイドS(阪神)
→エリザベス女王杯(8着)
・タガノマイバッハ/中京記念(中京) 大阪杯(阪神)
→天皇賞春(8着) 日経新春杯(14着) 京都記念(3着・8着)
・ヒラボクディープ/青葉賞(東京)
→出走なし
・エリンコート/オークス(東京)
→秋華賞(10着) エリザベス女王杯(12着・14着) 京都牝馬S(11着)
・ブラックタキシード/セントライト記念(中山)
→菊花賞(14着)
・オースミダイドウ
→デイリー杯2歳S(1着) 京都金杯(14着) 京阪杯(14着)
・コレクターアイテム アルテミスS(東京)
→出走なし
・タガノエリザベート
→ファンタジーS(1着) デイリー杯2歳S(6着) 秋華賞(17着)
内訳は東京と阪神が4勝ずつ、中山と京都が2勝、中京が1勝となっています。
京都は2勝していますがともに2歳戦で、適性というよりストームキャット系の仕上がりの早さによるところが大きく、それは2頭のその後の成績を見ればわかりやすいかと思います。
一方3歳以上の重賞では2・3着はあってもなかなか勝ちきれません。
ストームバード系は元来パワータイプですが、子であるストームキャット系はさらにその度合いが強まります。
上記のうちストームキャット系のアユサン・ファイアーフロート・ショウナンマイティ・ブラックタキシードに代表されるように、坂があって脚力が要求される阪神・中山に強い配合です。
京都の外回りは仕掛けどころで下り坂を利してスピードアップできるので、長所であるパワーを源にした瞬発力が生かしにくいといえます。
相手関係を考慮しても鮮やか過ぎた阪神の毎日杯の勝ち方から、馬の力というより適性的にはまった可能性は十分ありそうです。
自分は今回適性下降必至とみて、マークシートの1着欄には塗らない馬券を買います。
リグヴェーダ (ディープインパクト×Nureyev)
同じ父ですが母父がヌレイエフ系です。
サンデー系×ヌレイエフ系の京都芝重賞勝利
・トゥザヴィクトリー/エリザベス女王杯
・フサイチパンドラ/エリザベス女王杯
・トーホウアラン/京都新聞杯 京都大賞典
・サイレントディール/シンザン記念
G1の2勝を含め比較では圧倒しています。
当馬の半兄ゴールスキーも重賞勝利がない中で、ベストパフォーマンスは京都のマイルチャンピオンシップです。
この配合はダートに出ることも多いように、日本の芝向きの瞬発力があまりなく、芝では持続力を生かすレースが向いています。
ゆえに京都外回りのような自力でギアチェンジをしなくてもいいコースに良績があるのでしょう。
両馬の基本性能の比較はさておき、適性的には今回逆転の目があるとみています。
今年の京都新聞杯はキズナの抜けた一番人気が予想されます。
大一番に向けた通過点という見解が多いようですが、すんなり勝ってダービーに駒を進められるでしょうか?
キズナ (ディープインパクト×Storm Cat)
ディープインパクト産駒は昨年1~3着を独占し、このコースの成績も勝率(18.2%)・連対率(31.8%)・複勝率(38.6%)と非常に優秀です。
半姉にファレノプシス、近親にナリタブライアン・ビワハヤヒデがいる牝系です。
父と母それぞれを単体で見ると逆らいにくい印象ですが、自分は今回配合的に不安があると見ています。
それは当馬のサンデー系×ストームバード系の京都芝重賞の成績が振るわない点にあります。
サンデー系×ストームバード系の芝重賞勝利と京都重賞成績
・ウインバリアシオン/青葉賞(東京)
→きさらぎ賞(4着) 菊花賞(2着) 京都記念(6着) 天皇賞春(3着)
・アユサン/桜花賞(阪神)
→出走なし
・ファイアーフロート/京成杯オータムH(中山)
→出走なし
・ショウナンマイティ/大阪杯(阪神)
→菊花賞(8着) 京都記念(3着)
・ブライティアパルス/マーメイドS(阪神)
→エリザベス女王杯(8着)
・タガノマイバッハ/中京記念(中京) 大阪杯(阪神)
→天皇賞春(8着) 日経新春杯(14着) 京都記念(3着・8着)
・ヒラボクディープ/青葉賞(東京)
→出走なし
・エリンコート/オークス(東京)
→秋華賞(10着) エリザベス女王杯(12着・14着) 京都牝馬S(11着)
・ブラックタキシード/セントライト記念(中山)
→菊花賞(14着)
・オースミダイドウ
→デイリー杯2歳S(1着) 京都金杯(14着) 京阪杯(14着)
・コレクターアイテム アルテミスS(東京)
→出走なし
・タガノエリザベート
→ファンタジーS(1着) デイリー杯2歳S(6着) 秋華賞(17着)
内訳は東京と阪神が4勝ずつ、中山と京都が2勝、中京が1勝となっています。
京都は2勝していますがともに2歳戦で、適性というよりストームキャット系の仕上がりの早さによるところが大きく、それは2頭のその後の成績を見ればわかりやすいかと思います。
一方3歳以上の重賞では2・3着はあってもなかなか勝ちきれません。
ストームバード系は元来パワータイプですが、子であるストームキャット系はさらにその度合いが強まります。
上記のうちストームキャット系のアユサン・ファイアーフロート・ショウナンマイティ・ブラックタキシードに代表されるように、坂があって脚力が要求される阪神・中山に強い配合です。
京都の外回りは仕掛けどころで下り坂を利してスピードアップできるので、長所であるパワーを源にした瞬発力が生かしにくいといえます。
相手関係を考慮しても鮮やか過ぎた阪神の毎日杯の勝ち方から、馬の力というより適性的にはまった可能性は十分ありそうです。
自分は今回適性下降必至とみて、マークシートの1着欄には塗らない馬券を買います。
リグヴェーダ (ディープインパクト×Nureyev)
同じ父ですが母父がヌレイエフ系です。
サンデー系×ヌレイエフ系の京都芝重賞勝利
・トゥザヴィクトリー/エリザベス女王杯
・フサイチパンドラ/エリザベス女王杯
・トーホウアラン/京都新聞杯 京都大賞典
・サイレントディール/シンザン記念
G1の2勝を含め比較では圧倒しています。
当馬の半兄ゴールスキーも重賞勝利がない中で、ベストパフォーマンスは京都のマイルチャンピオンシップです。
この配合はダートに出ることも多いように、日本の芝向きの瞬発力があまりなく、芝では持続力を生かすレースが向いています。
ゆえに京都外回りのような自力でギアチェンジをしなくてもいいコースに良績があるのでしょう。
両馬の基本性能の比較はさておき、適性的には今回逆転の目があるとみています。